出,生,前,診,断

出.生.前.診.断というものをご存知だろうか。

いくつかやり方はあるのだが、妊娠中に、お腹の中の子の染,色,体,異常を調べて、あらかじめ障,が,い,児かわかるという検査である。
本やネットによると、場合によっては堕胎という選択もあるので、法律的に堕胎出来なくなる22週までだし、検査出来る時期としても16週頃からの間に済ませる検査である。

みなさんがご存知かどうかは知らないが、私は知らなかった。なんとな〜くは聞いた事もあったけど、詳しくは知らなかった。
今も自分で読んだ程度の知識なので、間違っている事もあるかもしれないし、結局は医者と相談するしかないのだが、私が見た知識としては、

まず、35歳以上での妊娠で、染,色,体,異,常（障.が.いやダ,ウ,ン,症など）の発生率がグンと上がる。
親にそういう傾向があったり、先にそういう子の出産歴があると可能性が上がる。
ようである。

一応そのどちらにも当てはまってない。

そして、検査方法は主に4つくらいあるらしいのだが、リスクの少ない血液検査では、分かる障.が.いの数が少なく、陰性であった場合は安心してよさそうだが、陽性だった場合は、実は全然大丈夫なのに陽性反応が出ちゃうという場合も多いらしく、その検査だけで悲観して堕胎　というのは間違ってる可能性もあるらしい。
なので唯一信憑性の高い検査が1つだけあるのだが、それはリスクが高い。
羊.水.検.査というのだが、母体のお腹から長い針を胎,盤まで刺して、羊,水をとって培養して調べるらしい。
この検査だと見つけられる障.が.いの数も多いし、他のよりは断定的な結果が得られるようであった。（それでも全てではないし、後天的な障,が,いというのもあるだろうし、どこまでを障,が,いというのか私にはわからないが）
だが、針を刺すんだから穴をあけてとるということで、破水に繋がったり、感染症の危険があったりと、この間の私が入院した問題がそのまんま心配されるわけです。

この検査は自己申告でやるものなので、きっと医者からすすめられるとかじゃないのだろう（知らんけど）もしかしたら上記の、35歳以上での出産になるとかで危険性がある人には言われるかもしれないけど、
リスクもあるし、10万20万の実費なので、やるやらないも難しい選択。
検査するとなったら、染.色.体.異.常が発見されたらどういう判断を下すのかというのまで夫婦で答えを出してからじゃないと検査してはダメだと思うし、
というか、そんな検査をするってことは、堕.胎するから検査するのだろうと思うし……。（育てる気なら検査する必要ないじゃんね？先に分かってたからって治るわけでもないし、対策も無さそうだし）

自分は年齢的にもまだそんなに心配しなくていいのかもしれないし、もしかしたらそういう理由などから、医者が止めるとかもあるのかもしれない。
障.が.い.児だったら下ろすというのは倫理的にどうなのかという問題もあるが、それについては、検査が認められてる以上そこの討論をするのは別次元の問題という気がする。（堕,胎がダメというならそんな検査認めてる意味がわからない）

育てられるかどうかもだが、私が一番心配なのは、私たち親が死んだ後のその子の人生だ。

医者に十分に話を聞いてこようとは思っているが、重いリスクや費用をもってしてもその検査をやろうという判断になったとしたら、結果によってはそのまま自分たちの意志でお別れをしなくちゃいけなくなると理解している。検査するならそこまでノンストップになる。

誰もそんなこと好き好んでやりたくないし、嫌な選択をしなくちゃならないと思うと、そもそも受けたくないのだが、医療が進んでいるおかげで、この検査をやる？やらない？ということに悩んでいる。

もちろん、結果としてどんな子が産まれようと一生懸命育てるし可愛がるが、目の前でこの問題
に直面すると悩む。

ともかく、16日の検診で色々聞いてみる。